面接の悩み

転職で前職を辞めた理由の上手い伝え方【正直になりすぎるのは危険】

転職で前職を辞めた理由の上手い伝え方【正直になりすぎるのは危険です】

 

毎日お疲れ様です、てんたです。

ササっと自己紹介をしますと、本業で転職エージェント業務をしながら、複業で月に1万人以上が訪れる転職ブログを運営しています!

 

さて、本記事ではこんな悩みを解決します。↓↓

ごりー
ごりー
転職の面接のとき、前職を辞めた理由をどう伝えるのが良いのかな?正直にありのままを伝えるべき?

 

結論からいうと、前職を辞めた理由を正直に答えすぎて不採用とされた方はめちゃくちゃ多いので、多少嘘をつくのがベストです。

転職の面接では誠実になるよう努力すべきですが、正直になる必要はありません。本記事ではここを深堀りしていきます!

転職での前職を辞めた理由の伝え方を解説

転職での前職を辞めた理由の伝え方を解説面接では誠実であるべきですが、正直である必要はありません。体験談を基に、高評価される前職の退職理由の伝え方を解説していきます。

 

正直100%は意外と落ちやすい【面接官としての経験談】

面接官をさせて頂く中で、たまに正直100%で来てくれる方がいます。正直に話してくれるという意味では人間性の評価は悪くありません。

でも、採用する側としては、良いところを知れたというよりかは、悪いところの情報を知れたという印象のほうが強いんですよね。

 

「どこでも人間関係問題は起こり得るけど、それを退職理由として伝えてしまうあたり結構メンタル弱いのかも」とか「仕事のストレスで体調崩したらしいけど、うちに来て直ぐに休職されても困るしな」とかですね。

そういうネガティブ理由があるかもしれないというのは面接官も想定してます。なんですけど、面接官としては「ポジティブな評価要素」だったり、「この人を採用したい!と思えるような要素」を聴きたいんです。

 

ネガティブ要素が出てくると、次第に「この応募者大丈夫か?」という不採用要素確認の面接になりますし、逆にポジティブ要素が出てくると、「この応募者良いね」という採用要素確認の面接になっていきます。

なので、本当はネガティブな退職理由であっても、ポジティブな退職理由にして伝えたほうが採用される可能性は高くなるわけですね。

 

前職を辞めた理由の具体例2つ

とはいえ、全て嘘をつけと言っているわけではありません。比率的には「正直2割:なりきり8割」くらいの比率が目安になってきます。

たとえば、下記の通り。(青線が正直部分)↓↓

前職を退職したのは、元々いつかこのお仕事にチャレンジしたいと思っていたからです。前職では上司からのパワハラや人間関係などの問題もありましたが、その中でも3年間経験を積み、高い実績を安定して出せるようになったので、今回満を持して応募いたしました!

前職を退職したのは、過剰労働問題が一向に解決されなかったからです。残業は月100時間超えが当たり前、休みも月に2日程しか貰えず、それでも何とか実績を出してきましたが、一向に解決する気配が見えなかったので、任されていた案件を全て完了した後に退職を致しました。

 

1つ目の退職理由は、ネガティブ要素をポジティブ要素に切り替えて伝える方法の典型的な例ですね。本当は人間関係が理由で退職したけど、経験と実績部分を少し盛って話すことで「過酷な状況下でも継続して実績を出せる人材」だとアピールした伝え方になります。

この退職理由の形式を使う場合は、経験や実績についてより詳細な数字を出せば、更に高評価に繋がりやすくなりますよ!

 

2つ目の退職理由もあるあるですね。過剰労働に耐え切れず退職したのが本当だけど、月の残業時間や休みの日数部分で嘘をついて、「こんだけ過酷な環境下でも責任持って仕事を完了できる人材」というアピールですね。

企業側に「さすがにうちはそこまで残業もないから、もう少し継続して実績を出して貰えるかも」みたいに思わせれたら成功です。

 

結論:退職理由は正直に話し過ぎると損する

「転職活動は企業に自分をどう売り込むか」ってよく言います。要は、自分という商品をどう営業したら購入して貰えるのかを考えようということ。正直に話すことも大切ですけど、だから購入して貰えるというのはイコールではないですよね。

ここを理解してどう伝えるのかを考える。これが面接対策です!退職理由を正直に話していても損するだけなので、時間をかけてでも絶対に対策しておきましょう。

 

じゃあ、「正直に話し過ぎない」とか「ポジティブ要素を伝える」というのが大事だと理解して貰えたところで、更に高評価を貰えるようになる2つの対策について最後にお話してきます!

もう少しだけお付き合いくださいね!

 

更に高評価を貰えるようになる2つの対策

更に高評価を貰えるようになる2つの対策2つの対策は下記の通り。↓↓

  • 企業が求める人材像を理解する
  • 面接が苦手ならエージェントに頼る

 

企業が求める人材像を理解する

企業が求める人材像は理解しておかないと確実に損します。断言します。100%です。

なぜかというと、「あなたらしさ≠企業が求める人材像」という場合がほとんどだからですね。自分らしさを大切にするのが現代ですが、ここを理解しておかないと全く採用されなくなります。

 

なので、まずは下記の3つを考えてみてほしい。↓↓

  • 企業がどんな人材を求めているのか
  • 上記人材像に対して近づけるか
  • 自分の職歴はどう見られているのか

 

企業がどんな人材を求めているのかは、転職サイトや企業HPを見れば大体分かります。それに対して自分に近しい部分はあるのか、どこが近づけるポイントなのかを考えていきます。

もう少し応用的になると、そういう評価軸がある中で自分の職歴はどう見られて、どんな質問をされるのかを考えておくとめちゃくちゃ良いですね!

 

面接官の立場になって考えれば分かりますが、「前職は残業が多かったから辞めました」とか、「人間関係が上手くいかなくて辞めました」しか言わなかったら正直印象は良くないですよね。文句とか他責の理由は本当に印象悪いです。

それよりも、「御社が求める人材像と、私のこれまでの経験やキャリアプランが合っていると思い、今回応募させて頂きました!」っていうほうが圧倒的に印象良いですよね。

 

なので、まずは、応募する企業がどんな人材を求めているのかを知ることが一番の作業になります。その上で、前職を辞めた理由等の経歴をどう絡めていくのかを考えていきましょう。

作業としても、考え込んでも1時間以内で終わると思いますので、大した作業ではないですからね。ササっと対策しておきましょう!

 

伝え方が分からないならエージェントを使おう

正直2割:なりきり8割の比率を考えて面接に臨んでほしいわけですが、これを意識すると何を言えばいいのか分からなくなる人もいるかなと。

僕も何度も転職活動を経験して、今では転職エージェント業務を本業としているからこそ分かりますが、最初は全く何も分かりませんでしたからね。(笑)

 

そうなったときに役に立つのが転職エージェントです。別に自分を宣伝しているわけじゃないですからね。(笑)

エージェントが抱えている案件の中に応募したい企業があれば、その企業がどんな人材を求めていて、どう伝えれば受かるのかを教えてくれます。履歴書等の添削もですね。

 

もちろん、自分が応募したい企業がなければ意味ないので、そのときはサクッと転職エージェント活用を辞めればOKです。大切なのは分からないままでいないことですからね。

転職活動は時間が限られていますし、空白期間が長引くとドンドン不利になりますし、生活にも困りますよね。

 

妥協で転職したとしても早期退職に繋がる人がほとんどですし、そういう企業はブラックなところが多いですからね。

早めに納得した企業に転職するためにも、分からないなら早めに転職エージェントを利用してみると損が少なくなりますよ!

 

とはいえ、「転職エージェントが怖い」って印象を持っている方もいると思います。気持ちはめちゃくちゃよく分かります。ただ、そういうエージェントは単価の高い「転職経験者向けのエージェント」になってくるので、そこを避ければOKです!

なので、転職エージェントが怖いという方は、出来るだけ利用者思いのエージェントを使ってください。具体的なエージェントについては下記の記事でまとめているんので、是非参考にしてみてくださいね。

参考記事:迷ったときにおすすめのエージェント2選まとめ

 

まとめ:面接対策は絶対に必須です

普段からエージェント業務をしていて、正直にありのままを伝えようとしてしまう方を多く見てきました。その度に本記事で話した内容をお伝えして、転職成功を達成しています。

「正直に伝えるのが良いこと」という正しい思いがあるのかもですが、面接対策は絶対に必須ですからね!本記事があなたの役に立てたら嬉しいです!

 

関連の参考記事

参考記事:迷ったときにおすすめのエージェント2選まとめ

参考記事:スカウトメールをおすすめしない理由まとめ

 

てんた
てんた
最後までお読みいただき、ありがとうございました!