転職エージェント悩み

転職エージェントに本音を伝えすぎるのは危険です【現役が本音解説】

転職エージェントに本音を伝えすぎるのは危険です【現役が本音解説】

 

毎日お疲れ様です、てんたです。

簡単な自己紹介をしますと、本業でエージェント業務を行いながら、複業で月に1万人以上が訪れる転職ブログを運営しています!

 

さて、本記事ではこんな悩みを解決します。↓↓

ごりー
ごりー
転職エージェントに本音で話して平気なの?本音で話して損することはないの?

 

「転職エージェントからの評価を気にしないで、本音で話して貰えないとサポートがより良くなりません」っていうのがほとんどの企業サイトに書かれていることですね。

確かに、エージェント業務をしていてそう思うこともありますけど、意外とその逆の危険性について語ってるところはないんですよね。

 

なので、本記事では、「転職エージェントに本音を伝えすぎるのは危険」だということを解説していきます。

エージェントに本音を伝えすぎるのが危険な理由

エージェントに本音を伝えすぎるのが危険な理由エージェントに本音を伝えすぎるのが危険だといえる理由は大きく下記の2つです。↓↓

  • エージェント時点でも選考があるから
  • 転職しやすい人を優先しやすい性質

 

エージェント時点でも選考があるから

転職エージェントとの面談は、あくまでも応募者がこれまでどんな仕事をしていたのか、どのような転職をしたいのかをヒアリングすることがメインです。

過去の職歴、転職先の業界、職種、待遇、立地などなどですね!

 

それに加えて、応募者がどんな人間性を持っているのかなども面談の際にチェックしてきます。これは実際に僕も毎日行っていることなので間違いなくて。

そこから、転職エージェントはここまでの情報を基に、その応募者に合う転職先を紹介していくわけです!

 

じゃあ、このときに本音で話して、自分が希望する条件を伝えていったとします。そこで転職エージェントがよく思いやすいのが「この人条件厳しすぎじゃね?紹介先が絞られ過ぎるな」ってことなんですよ。

「本音で話した=希望条件を伝えすぎた」というのは毎回成立するわけではないとは思いますけど、こうなるとエージェントは応募者に対して「紹介しづらい応募者」という評価を下すわけです。

 

「紹介しづらい応募者」という認識をされてしまうと、2~3つくらいの紹介先を提示された後は全く連絡が来なくなるというケースがほとんど。

そこから先は、条件を変えない限り、同じ転職エージェントは使えないと思ってもいいくらい。

 

選考というとルール的にも良くないですし、言い方は悪いかもしれないですけど、本音で話しすぎて転職条件を厳しくしてしまうと、「紹介しづらい応募者」認識をされてしまいやすいということですね!

 

転職しやすい条件の応募者を優先しやすい

これも似たような話ですが、転職エージェントの給料システム上、転職しやすい条件を持っている応募者を優先してサポートしていく傾向にあります。

人を紹介しないとどうしたって給料が増えないからですね。

 

さっきもお話しましたが、本音であれもこれもって条件を出し過ぎると、エージェントからは「紹介しづらい応募者」という認識をされてしまう。

そうなると「だったら、他の紹介しやすい応募者を優先してサポートしていったほうが良いよね!」って思うのがほとんどの転職エージェントの本音なんですよね。

 

あくまでも優先なので、全くサポートを受けられないということはないんですけど、それでも紹介される企業数は少ないはず。

いくつか紹介すれば「一応サポートしました」って言い分はできちゃいますからね。

 

結論:本音を伝えすぎるのは危険です

本音を伝えすぎて厳しい転職条件になってしまうと、紹介して貰えない可能性が少し高くなってくるので、あまり本音で話しすぎない方が良いんじゃないのかなっていうのが個人的な意見ですね。

どこまで転職エージェントを頼りにしているのかにもよりますけど、「絶対に譲れない条件があるんだ!!」というのなら、本音で伝えすぎても良いかなと思います。

 

もちろん、そうするなら「本当にその条件に合う案件がないなら利用しませんよ」くらいの覚悟が必要ですけどね。

でも、そうじゃなくて「とりあえず転職の可能性を広げたいからエージェントを利用するんだ」っていうのなら、本音は小出しにちょこちょこ話すくらいがベストです!

 

ここまでかなり転職エージェントの本音をお話してきたので、もしかすると「こんなんなら転職エージェント使わないほうがいいじゃん」って思うかもですが、そういうことではないんですよ!

世の中何にしても大切なのが「バランス」ですから。

 

転職エージェントを使うデメリットもありますけど、それと同じくメリットも存在しますし、個人的には転職エージェントは使っておいて損はないと思っています。

ということで、ここからは「どこまで本音で伝えればいいのか」ということを解説していきます。

 

本音の伝え方について解説

本音の伝え方について解説記事の冒頭でも言いましたが、本音を伝えること自体はめちゃくちゃ良いことです。そうでないと時間の無駄ですし、納得した転職ができなくなっちゃいますからね。

だけど、「こうやって伝えれば、エージェントを上手く活用できるよ!」っていうのがありまして、それが下記の2つ。↓↓

  • 幅を使った条件を出そう
  • エージェントの交渉力を頼りに話す

 

幅を使った条件を出そう

「幅を使った条件を出そう」というのは、エージェントと話していく上でめちゃくちゃ重要なことなんです!

これができるかどうかで、紹介して貰える企業数もかなり変わってきます!

 

たとえば、「通勤時間は30分以内じゃないと嫌です」って伝えるんじゃなくて、「通勤時間は30~50分くらいのところが良くて、早ければ早い方が良いですね」くらいに伝える。

「未経験でも年収は400万円いかないと嫌です」って伝えるんじゃなくて、「未経験スタートでも1,2年経てば年収400万円は超えるところが良いですね」くらいに伝える。

 

ちょっとした伝え方の違いで、エージェントの捉え方も変わりますし、紹介して貰える案件の質も量も変わってきます!

「通勤30分以内希望の中で提示されたのは40分程度のところなんだけど、めちゃくちゃここ気になる!!」ってパターンもよくありますからね。

 

可能性は広げておいて損なしです!

 

エージェントの交渉力を頼りに話す

通勤時間のようにどうしようもないこともありますが、エージェントの交渉力を頼りに話していくのも効果的ですね!

エージェントとしては頼られている分やる気になりますし、交渉すれば成立できるかもってことでモチベーションもアップするので、サポートも継続して受けやすくなります。

 

交渉力を頼りにして話す例を出すと、たとえば「年収は最低でも380万円はないと無理です」って伝えるんじゃなくて、「年収は少なくても380万円はないと厳しくて、エージェントさんから交渉して貰えませんか?」くらいに伝える。

交渉が本当に上手くいくパターンもありますし、こうやって可能性を広げたり、エージェントの力で待遇条件等を上げるのは良い活用方法ですからね!

 

交渉力に関してはどの転職エージェントを使うかにもよってくるので、そこを最後にお話して終わりたいと思います!

 

本音が通りやすいエージェントを選ぶのも大切

交渉して貰いやすいエージェントと本音が通りやすいエージェントっていうのは、両方とも「自分の転職条件や目的に合ったエージェント」である必要があります。

ここがマッチしていないと、全く紹介して貰えなかったり、連絡もしてくれないみたいな話になるので、要注意ですね!

 

たとえば、みなさんの転職条件等が下記の通りだったとします。↓↓

  • 経験を活かしてスキルアップしたい
  • 年収を出来るだけ上げたい

 

上記の条件があるにも関わらず、未経験職種への転職や第二新卒の転職に強いエージェントを使っていても成果はほとんど期待できませんよね。

だって、お互いの目的と強みがマッチしていないので、良い案件なんてないんですから!

 

だったら、これまでの職歴を活かした転職に強いエージェントを使わないとですし、マッチングしたところを使うからこそ、エージェントの交渉力にも期待できるわけです。

なので、エージェントを活用するときは必ず「自分の転職条件や目的に合ったエージェント」を意識しましょう!

 

ちなみにですが、下記の記事で目的別のおすすめ転職エージェントについてまとめているので、良かったら参考にしてみてくださいね。

おすすめの転職エージェントについてまとめた記事はこちら

 

まとめ:本音で話せるエージェントを活用しよう

本音で話すことは確かに良いことですし、全く本当の希望を伝えてくれないのはお互いにとって時間の無駄になってしまいます。

だけど、伝えすぎると逆に印象は悪くなりやすいですし、自分で紹介して貰う案件の質と量を狭めてしまうことに繋がってしまいます。

 

なので、「幅を使った伝え方」をしたり、「エージェントの交渉力を頼りに話す」っていったことが大切になってくるわけですね!

それに加えて、自分の目的に合った転職エージェントを使うことで、本音が通りやすくなり、エージェントを使うメリットも最大化できます!

 

これは企業が運営しているサイトなどでは絶対に言えないことなので、知りにくい情報ですが、個人的なエージェント経験から伝えていることなので、ぜひ参考にしてもらえたらなと思います。

 

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てんた
てんた
最後までお読みいただき、ありがとうございました!